韓国 伝統美への旅
=河回村(ハフェマウル)を訪ねて=
河回村は、風水地理学的に太極形・蓮花浮水形・行舟形に該当し、古くから吉地として知られている。 洛東江(ナットンガン)が東方から「S」字型を成しながら、村を包み込むように流れ込んでいるため、その名を「河回」と名付けられた。
今も生き残る伝統韓屋(ハノク)、両班(ヤンバン)文化の村で、
韓国の中で最も歴史的価値の高い所の一つといわれている。 朝鮮王朝時代に作られた集落が時を忘れたかのように、掛け値なしに完全にそのまま残っていた。 また、今も尚その子孫の方々がこの地にて実際に暮らし実生活し続ける、他に類を見ない単なる民俗村ではない由緒正しい村。
そして、この村は両班文化と庶民文化とが調和しながら成立してきた、その関係を風刺的に、またコミカルに表現した仮面劇が今なお伝承され続けている。
2009.9.22-23訪
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参神堂